躊躇いもなくまた君で染まっていく

時は待っててはくれない

THE DIGITALIAN 福岡公演に参戦して…【前篇】

 本日からブログを始めてみようと思う。

 というのも、ARASHI LIVE TOUR 2014 “THE DIGITALIAN”の福岡公演に参戦してから思ったこと考えたことがどんどん出てきて止まらない。そして、それを放出する場が欲しかった。だがしかし、LINEのタイムラインに書いてヲタクでもない友人たちに気持ち悪がられても困る。また、Twitterのヲタ垢で140字キツキツに書いたツイートを連投するのもヲタク仲間に申し訳ない。そこで、ブログという字数制限もなく読みたい人が訪れて読んでくれる素晴らしい方法を使おうと思い立ったのである。

 そして私が参戦した福岡公演は11月の中旬にもかかわらずツアーもとっくに終わり年が変わってしまったこの日にブログを書こうと思い立ったのは、私がゆるヲタをしているが故にズルズルと引き延ばした結果である。そこは御了承を。

 私は2009年の3月から嵐にハマり始めた。なぜハマり始めたかを書き始めると本題の「“THE DIGITALIAN”に参戦して…」になかなか辿りつけなくなるのでまた別の機会に、気が向いたら書こうと思う。
 当時小学生だった私はハマり始めた頃に発売されたばかりのBelieveという楽曲に衝撃を受けた。非常にデジタルチックで未来的なそのサウンドは私を魅了しあっという間に嵐沼に引き込んでいった。
 
 そんな私を嵐沼に引き込んだきっかけとも言える”デジタル要素“ばかりの楽曲を揃えたアルバムを発売すると聞いたとき、私は興奮が抑えられなかった。そして、是非とも今回こそはコンサートに参加したいと思ったのである。というのも、私はFCに入会したのは2010年。そして2010~2013まで全てのコンサートやイベントに落選しまくり、2014年になっりファン歴5年目にして未だ嵐(ホンモノ)を見たことがない周りのジャニヲタ友達にも憐れまれる可哀想なヲタクであった。そんな私に転機が訪れる。2014年6月に開催された「嵐のワクワク学校」にヲタク友達のおかげで登校できたのだ。そんなヲタク友達に恩返しをするべく、当選しなければならないという思いもあったのだ。

そして運命の当落の日。Twitterでメールが中々来ないと荒れる中私の元に1通のメールが届いた。コンサート事務局からであった。恐くて1時間ほどスマホを放置し、気持ちを落ち着かせメールを開くとそこには当選の文字があった。おそらく人生で1番喜んだ瞬間であった。こうして私はヲタク仲間と共に大好きなデジタル要素満載のコンサートに参戦できることになったのである。

そして待ちに待った当日。
14:00開場で、特にやることもなくなってしまった私達は13:50頃に入場の列に並び、チケットをちぎるお兄さんがイケメンで「スタッフまでイケメンとかジャニーズすげえ!!!」と感心しながら14:10には会場入りを果たした。
そして座席確認。私達の席はスタンドではあったがバクステがとても近く興奮した。興奮しつつ着席し、開演を待っていると30分毎ぐらいにメインステの画面に謎の数字が5つ現れた。それが後のMCでメンバーの心拍数だったことが判明し今はちゃんとメモっておくべきだったと後悔している。

そして遂に開演の16:00になり暗転しコンサートが始まった。
1曲目はTHE DIGITALIANアルバムのなかでもかなりデジタルデジタルしているAsteriskで嵐が登場した。登場の際にメンバーの後ろから放たれる光が余りにも強く、メンバーに後光がさしており危うく「神様だ…」と錯覚を起こすほどだった。いや、起こした。「神様だ…」と思う前に私は大粒の涙を流していた。そして、2曲目からウィングステージに乗って嵐が近づいてくる。今までに見たことのないステージの形で私は度肝を抜かれた。ウィングステージとはもともとはメインステージの一部である。そのウィングステージがムービングステージのようにアリーナの観客の頭上を通っていることにまず驚いた。私はコンサートの演出をコンサートが始まる前に(落選したコンサートでも)予想し、それをDVDやレポなどで答え合わせをするのを快感とする気持ちが悪いヲタクなのだが、今回のウィングステージは全く見当もついておらず松本潤さんアッパレ状態であった。そんな松本潤さんアッパレ状態な私の脳みそが更に衝撃をうけたのが、ウィングステージがバクステ側に来てバクステと合体しスタンド中段ほどまで高く上がったのだ。先ほど、席はバクステと近いと述べたがスタンド中段より少し前の方だったため嵐くん達はもう目の前。死んだ。私は死んだ。いや、私だけでなく私のヲタク仲間も周りの人達もみんな死んでいた。(いい意味で)
そしてバクステに到着してからさらに嵐くん達は2,3曲ほど披露した。松本潤さんの言う「一番遠い席の人でも楽しめるコンサートを」というのはこのことなんだとコンサート序盤で見せつけられた感が半端なく、感服するしかなかった。


後編へ続く