躊躇いもなくまた君で染まっていく

時は待っててはくれない

THE DIGITALIAN 福岡公演に参戦して…【後編】

THE DIGITALIAN福岡公演に参戦して…【後編】を開いてくれてありがとうございます。

後編といっても前篇はほとんどコンサートのことについて書けてないのでここからが本題みたいな感じが素晴らしくするのだが、これといった気の利くような前置きも思い浮かばないので後編を書き進めていこうと思う。

ウィングステージや松本潤さんに感服しているうちに嵐くんたちはメインステージへ戻っていった。そして挨拶がはじまった。その挨拶で印象に残ったのが2つ。1つ目が相葉さんの「デジデジしようぜ!タリタリしようぜ!」である。正直に言うと、タリタリしようぜは後のMCでイジられるまで何を言っているのか全く聴き取れなかったがそれも相葉さんらしいと思った。そしてMCで「タリタリしようぜ」封印宣言をし、レポを見ると忠実にラストの東京公演までタリタリしようぜを封印していたのも相葉さんらしいと思った。

そして2つ目は我が担当様である櫻井さんの「こっちはハワイから帰ってきて力有り余ってますんで!!!」という挨拶である。ハワイのほとんどが仕事だったのに力有り余ってるとかスゲえなとツッコんだ人は私だけじゃないだろう。だが休日のスケジュールをきっちりキツキツに詰め込む彼にとってはそれが快感だったんだろうなと解釈することにした。
そして、この挨拶はどうやら東京公演まで使っていたらしく相当お気に入りになっているんだと思うと微笑ましくもなってしまった。

そしてどんどん嵐くんたちは曲を披露していった。THE DIGITALIANという名の通り、全然デジタルチックではない曲も編曲されてデジタルチックになって披露しているのには感動した。途中で気が付いたのだが、今回のツアーにはいつもならメインステージ辺りに居るはずの楽器を演奏したりする人達は居なかった。生演奏をしないことによりデジタリアンワールドの完成度は高かったと思うし、デジタルなのに生演奏は可笑しいなと後々思った。

ファンライト企画もなかなか楽しかった。最初は自分の好きな色にしておいて曲中にだんだん周りの人が着けている色に合わせていくというものだった。Beautiful daysにあわせてヤフオクドームがだんだん青色に染まったのは忘れられない絶景であった。
(福岡公演の次の大阪公演からはウェーブに変わっていたことはあえて触れない)

ここで、私が一番興奮した演出が訪れる。コンサートの山場である場面での演出が、私が予想していた演出と似たようなものであったのだ。(予想を遥かに上回っていたが…)Hope in the darknessでの5人が不思議な力を持っている設定での演出は圧巻であり、ファンライトも絶景であり、東京公演のWSを見た方も多いだろうがとにもかくにも素晴らしかった。タイムマシンを使って1回だけ戻れるとしたらここの瞬間に戻りたいほどである。

興奮と感激で感情がグチャグチャになった頃、さらなる衝撃が私達を襲う。Zero-Gが終わったと同時に嵐くんたちはステージ下へ飛び降りて消えていき、画面には”THE END“の文字が。「うそだろ?!?!」とヲタク仲間とびっくりする。時計を見るとまだ17:40頃。「嵐のコンサートにしては短すぎるだろ〜」という話になり嵐コールを始めるが、5分経っても嵐は出てこない。「こうゆうものなのか?」と思っていた頃に気球で嵐が登場し「そうきたか!!!?!」となった。気球を使う演出は全く予想していなかった。そして席運がいいことに気球は私達の目の前で止まり2曲ほど披露した。前篇でも言ったが私達の席はバクステ側のスタンド中段より少し前の方であった。なので少し見上げる形にはなったがかなり近かった。二宮担であるヲタク友達は目の前に二宮さんが来て大興奮しており、ワクワク学校の恩返しができたと思った。

そしてとうとう最後の曲になった。
「キミの夢を見ていた」は発売当初聴いたときはファンタジーな印象を受けた。だが、コンサートの最後に歌われるとコンサートの締めに相応しい歌だなあとつくづく思った。サビの「もう泣かないで」という歌詞はお別れが寂しくて泣きそうなファンの涙を止めたか更にそそったかのどちらかであろう。(私は前者であった。)また「いつだってここにいるよ」という歌詞はお別れなんだけどなんだかまだ希望が持てる、また必ず会える、と思わせてくれる。この歌の力はすごいと思った。正直、私は最後の曲は「君が笑えるように」がくると予想していた。何故なら歌詞に「さよなら」と入っているからだ。だが、コンサートを終えて歌詞に「さよなら」が入っていると妙に現実的になり悲しみが増幅されてしまうなあと思った。

思い返してみれば1曲のAsteriskにも「きみに見せるよ」というような歌詞が入っていた。それは「これからデジタリアンワールドを見せます!!!」との宣言のような気がしてハットした。

こんな細部のところまで凝っている演出に大変感動した。今年からチケットが一枚8500円に値上がりしたときはまじかよとなったがこんなに凝っているなら8500円で元取れるの?って感じだしもっと出してもいいと思った。そしてなにより演出者松本潤さん(もちろん演出者は松本潤さんだけではないだろうが…)に感服しぱなっしのコンサートであり演者嵐にも感動しぱなっしの最高のエンターテイメントだった。これまで全くコンサートに当選しなかった鬱憤もこの1回で晴れたのであった。

是非とも今年もコンサートがあるのなら入りたいが、嵐の最大の難点はチケットが全く当たらないところである。さて、今年は当たるのか…?私の名義は去年当たったのでヲタク仲間頼りのところがあるが、がんばれ私達の名義!!!